電話占いは当たらない気がするのですが・・・

吊られた女さま
山羊沢さん、こんにちは。はじめまして、吊られた女と申します。
私は今、占いの館で働いています。時間的に余裕があるもので、電話占いを始めようと思うのですが、「電話占いは当たらない」という口コミを良く見かけます。
生憎、電話占いの事情については疎いもので、実際の所、電話占いが当たらないと言われる理由などはあるのでしょうか?
未経験からでもデビューできますのような広告を見かけることもありますので、キャリアが短い方が多く、鑑定が薄い内容になっているのかな・・・?とも思うのですが、実状をお教えいただきたく質問しました。
よろしくお願いします。

お答え!

山羊沢
こんにちは。山羊沢です。
確かに、電話占いは参入のハードルが低く、キャリアの短い方でもデビューすることができますから、対面鑑定師とくらべて経験の浅い方が多いというのは当たっていると思います。
しかし、電話占いが当たらないと言われるのは、別の事情からであると私は思っています。
キャリアが長くなくとも、腕の立つ先生方も大勢いますし、決して占いが当たっていないわけでは無いと思います。セッション自体も非常に丁寧に対応している方も多いです。
このあたりはサイトによる品質管理もありますから、間違いない部分かもしれません。

しかし、大勢の在籍占い師の中から自分を選んでもらう必要があるうえ、サイト全体の売上についても考えなければならず、電話占いは、対面占いよりもずっと商売色が強いものになります。ですから、ある程度「おべっか」を使う必要があり、鑑定内容が良い方向へずれてしまうことがあるのだと思います。
本来はそれほど前向きな占いの結果でなかったとしても、少し色を付けてお話ししてしまったり、鑑定の焦点がぶれてしまうことは電話占い業界であれば仕方ないことなのかもしれませんし、ある意味で電話占いの構造とも言えるでしょう。

また、電話占いは、「電話口の声」だけでという情報収集の制限がある上、相談内容についても、不倫・浮気、だいぶ年下の男性との恋愛など、対面鑑定では相談しにくいようなものが集まります。コンサルティングするにしても難しい相談内容ですね。
これも「当たらない」という評判を招く遠因であると思います。

対策は?

山羊沢
鑑定内容が当たらないと言われてしまうのは、本人がどうしたいのか、を尊重しすぎた結果であるとも思います。
例えば、電話占いで大変多い「大きく年下の男性新入社員に恋をした」のようなものは、相談者が本気だとしても、殆どのケースで成就しないというのは、占い以前に社会的な経験則や倫理観に照らして明らかです。このような場合、非常に難しい恋愛であるという点を伝えた上でセッションを組み立てるという事や、あえて鑑定結果で手加減をしないというのも一つであると思います(その上で「それでも取り組むなら最初にこうしましょう」や「好感度を探るための方法」などを一度クッションとして挟み、実際の温度感を確かめさせるのも手です)。
電話占いは、相談者のなりたい像(相談の目的)に対してポジティブな鑑定をしすぎている点と、コンサルティングするにしても非常に難しいテーマが多いという点が「当たらない」という評判を招く原因でしょう。
確かに「当たらない」という口コミの数が割合として多いかもしれませんが、利用件数も圧倒的な数がありますから、ポジティブな口コミも相応に多く、なかなか占いを利用できない方が利用できるなどの良い部分もたくさんあります。
電話占いのスキルが対面鑑定で役立つ場合も多く、また、逆もあります。ご興味があれば、ぜひはじめてみてはいかがでしょうか。
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