電話占い師のプロフィールって本当なの?

こんにちは。コンサルタントの山羊沢です。

皆さんは占いを「利用」したことはありますか?
当サイトをご覧になっている方は多くの方が占い師を目指している方だと思いますので、一度くらいはご利用になった事がおありでしょう。
では、その時、どうやって鑑定してもらう先生を決めたのか覚えていますか?
オススメの先生にお願いした方もいれば、ご自身で占い師のプロフィールを見ながら決めた方もいると思います。
占いの館でも電話占いサイトでも、在籍している占い師の先生をチェックすると、とても神秘的なキャリアが書かれていますよね。
占い師を目指すみなさんの中には「自分にはあんな経験が無いから無理かも・・・」と落胆している方もいることでしょう。しかし、神秘的な経験や「幼き頃からの霊感」が無くても、占い師にはなれますのでご安心くださいね。

今回はそんな占い師のプロフィールについてお話ししようと思います。

どうやって作られている?占い師のプロフィール

みなさんは、「幼き頃、霊感が」あったと思いますか?
ほとんどの方は覚えていないか、分からないと思います。親御さんからしても、我が子に霊感なんて無い方が良いと思っている人の方が多いですし、小さい子供にそんな意識付けをするような行為は、健やかな心の教育とは言えないかもしれません。
では、あのようなプロフィールは嘘なのか、と言われると、決して嘘では無いのです。

はじめにどのように占い師のプロフィールが作られていくのかお話しします。
在籍として占い師を抱える多くの会社では、採用時に必ずプロモーションの担当者と面談をする機会があるものです。
ご自身の経験や考えを基に、どのように売っていけば人気がでるのか、というのを相談します。
もちろん、人気の出るプロフィールは会社の売上と占い師の収入に直結しますから、なるべくお客さまの心に刺さる「フック」が無いのか、綿密な打ち合わせとなります。

だいたいの打ち合わせでは、

  • 今までやってきた仕事の内容
  • 今まであった神秘的な体験
  • 占いを始めるきっかけや占いに対しての考え

の3点は必ず聞かれると思います。

また、この時会社側から「もっと霊感的な要素を含ませたい」などといった要望が出される事があります。
芸能人と同じ様に「会社側としてはこのようなキャラクターで売りたい」という事ですね。

毎月何十人という占い師を宣伝している占い会社や占い師プロダクションには、売るためのノウハウが沢山あります。よほど対応困難な事でなければ、向こうのイメージに沿ってみるのが良いでしょう。

このあたりの「できる・できない」や、「自分をどのように売り出したいのか」「占い師が持ってる占術で対応できるのか」などを相談して、占い師の商品としてのパッケージが出来上がっていきます。

あらゆる商売で言えることですが、例え良い商品であったとしても、その良さを上手に発信しないことには、商品はなかなか売れません。
ですから、占い師の特徴や、お客さまの目を引く変わった体験、そして、講習や鑑定歴などの実績、ポリシーなどをこの場で聞き出し、その上で武器になりそうな長所は大きく宣伝していきます。

プロフィールというのは、他の占い師との差別化を図り、良さを発信していくウリ文句であると言えます。
広告としての役割になりますから、多少大げさに書かれていたり、少し勘違いしてしまうような書き方であったり、とにかく目にとまる要素が盛りだくさんのものとなっています。

プロフィールに嘘はないのか?

非常に難しい所ですが、完全な嘘を書いている事は稀であると思います。

例えば霊感占い師の定番文句である「幼き頃より霊感が強い」という表現があったとします。
感受性豊かなお子さんは、小さい頃に一度や二度不思議な体験をするものです。
このような体験が過去にあれば、「他の人とは違う感受性を持っている」と言う意味で使用される事が多い表現ですし、小さい頃にご両親と「もしかして霊感があるのかもよ」などの会話があったのを覚えている人は、誇大されて使われる事もあります。
なので、事実を基に少し脚色して書かれているケースは多くあるでしょう。

しかし、誇大されて書かれるウリ文句は、お客さまの期待値も比例して上がるために、占い師の評判を大きく下げる危険性を持っています。ですから、サイト側としても、実力が伴わない占い師に対して、このようなオーバーな宣伝を仕掛ける事は殆どありません。

霊感などの「確認できない事実」に対して、「経験」や「鑑定歴」などの過去の実績は、誇大して書けば完全な虚偽になりますから、過不足無く書かれている事が多いです。プロフィール内に記載があれば、明確な判断の指標になりえるでしょう。
このように、完全な嘘がプロフィールに書かれている事はほとんどありません。

実績などの欄を明確なスキルの判断基準にし、霊感であったり過去のあらましについては、サイト側の「オススメ度」を計るようなものとして考えると良いかもしれません。

占い師を志す人であれば、自分のプロフィールについて考えたことがあると思います。

例えば、日本は冬に雪が降るのは当たり前ですが、他の国の人からすれば神秘的な光景に見えることもあります。
もっと言えば、四季がある国だって限られているのです。
自分では、なにも変わった経験はないなぁ・・・と思っていても、他の人からすれば貴重な体験であったり、変わった体験として映ることは非常に多いです。

会社に在籍して活動する占い師のプロフィールは、このような「その人ならでは」と言える経験を基にして作られているのです。

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