対面占いと電話占いの違いって何? その①

こんにちは。コンサルタントの山羊沢です。

今や占いには様々な形がありますね。
占いの館などで活躍する対面占い師、自宅にいながら世界中の人たちをクライエントにする電話占い師やメール占い師。最近はLINEをはじめとするアプリを通じて占いをすることもできるようです。

さて、この中でも人気の高い「電話占い師」ですが、どのような特徴があるのでしょうか?
今回は電話占い師について考えてみましょう。

電話占い師の一番難しいところ

電話占い会社には、さまざまな背景の占い師が大勢面接に来ます。
初心者はもちろん、対面占いで活躍している大ベテランや、最近復帰したような方々まで色々です。
しかし、そんな人達が口をそろえて「難しい」というポイントが一つあります。

それは、「相手の顔が見えない」ということです。

顔が見えないということは、表情や様子から情報を得ることが出来ないということです。
と、同時に、こちらの表情や展開している占術の様子なども相手に映像として伝えることができません。
セッションをする上で、目から入ってくる情報というのは非常に重要な意味を持ちます。
言葉にできない感情や思いは表情にでますし、その人の気分や嗜好などは衣服として表現されることもありますから、大きくヒントを制限されている状況ということは想像できると思います。
また、こちら側から発信する占いの結果などについても、口頭でわかりやすく伝える技術が必要となってきます。

言葉を読み解く力と、表現の力が必要

電話占い師として占い業界に携わっていきたい人には、通常の占いのスキルに加え「言葉」からその人の本心を読み解く技術と、「言葉」によって自分の気持ちを伝える表現力が重要となります。

一般的に、電話を通して行う会話は対面で行う会話に比べて感情が伝わりにくいと言われています。

今までにみなさんも、電話を通じてテレフォンオペレーターなどと話している時、丁寧で気持ちが良い対応をしてくれたと感じることがあったと思います。
思い返して頂くとわかると思いますが、ベテランのオペレーターは、電話を通してもお客さまに感情が伝わるよう、普段よりもわざと大きな抑揚を付けて話していたり、聞き取りやすい話の速さにしていたりと、専用の会話スキルを使用しているのです。

業務的な会話が主体となるオペレーターですら、このように電話を通した会話で工夫をしています。
なおさら、同調や共感などお客さまへに安心感を抱いてもらいたい占い師においては重要なスキルとなってきます。

普段の会話と同じように話してしまったのでは、半分くらいの気持ちしか伝わっていないと思うと良いでしょう。
初めは少しオーバーなくらいに気持ちを込めて、電話を通じて感情をやり取りする事になれて行くのが良いと思います。

いかがですか?
同じ占い業界でも、携わる形で必要とするスキルが多少異なります。
自分が置かれている状況に応じて、他の形態とどのような違いがあるのかを考えてみると、今の仕事にプラスできる工夫も見えてくるでしょう。

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