こんにちは。コンサルタントの山羊沢です。
占いを仕事にするにあたり、資格は必要ではありません。
もちろん、様々な団体によって実施されている技能試験に合格すれば、スキルの証明として有益に働く場面も多いと思いますが必須のものではありません。
資格などが必要で無いぶん、どのタイミングで趣味から仕事にしていくのか、迷う方も多いでしょう。
今日は、占いを仕事にするタイミングについて、皆さんと考えてみようと思います。
趣味の占いと仕事の占いの違いを考えよう
占いを仕事にするにあたり、一番の違いは何でしょうか?
それは、お金を頂戴するという点です。
これは当たり前のことですね。
では、お金を頂いてサービスを行う上で提供者が気をつけなければいけないことは何でしょうか。
さまざまな意見があると思いますが、最も重要であるのは、提供しているサービスが対価に見合ったものになっているか、という点です。
そして、占い師にとっては「売れてる師」と「売れない師」の分かれ目になるポイントだと言えます。
占いを趣味で行う多くの方は、自分の鑑定したいことや、覚えている知識の範疇でのみ鑑定を行い、結果を伝えています。言ってしまえば「自分の言いたいこと」だけを言っている状態です。
一方で、仕事として占いを提供する場合「相手の聞きたいこと」にフォーカスする必要があります。
これが仕事と趣味の大きな違いです。
このように文章に直せばとてもわかりやすいポイントなのですが、趣味から仕事に切り替える際、この認識を正しく持てない方が大変多いのが現状です。
占いを仕事にするタイミングとは?
それでは、占いを仕事に切り替えるタイミングとはいつになるのでしょうか?
ズバリ、「相手の聞きたいこと」にある程度応えられるようになったタイミングであれば問題ないでしょう。
・・・というと、とてもふんわりした内容になってしまうので、もう少し目安を定めるとすれば、お悩みを聞いた時に、“相談者がするであろう質問が頭の中に浮かんでくる”ようになれば、プロとして占いの道に進んでもいい頃合いだと思います。
お悩みを聞いて「されそうな質問が頭の中に浮かんでくる」くらいになれば、セッションで慌てることもそう無いと思います。
さらに、セション中に浮かぶ質問というのは、いわば「人気の商品」のようなもの。
お客さまの嗜好に合った商品をあらかじめ予測しておくことは接客業では当然の事ですし、それを意識できるようになれば、自然とセッションの中心にお客さま(相談者)を置いて占いが展開できるようになるはずです。
「自分の話したいことを話す」趣味の占いから、「相手の求める事を話す」仕事の占いへと内容を昇華させるためには、重要なポイントです。
もし今、「占いを仕事にしたい」と悩んでいる方がいれば、自分がセッション中に考えられているのかを回想してみて、時期やトレーニングの参考にしてみても良いと思います。
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