占い師ってどんな仕事?

自分の仕事について考えよう

こんにちは。占い師コンサルタントの山羊沢です。

このサイトをご覧になっている皆さんにおかれましては、きっと占い師を志しているか、すでに占いをお仕事とされている方がほとんどのことでしょう。

この記事をお読みの皆さんは、ご自身が日毎なさっている、あるいはやろうとしている占いという「仕事」に対して、どのような役割があるのか、イメージできていますか?
まだぼんやりとしたイメージしか見えてこない方は、読み進める前に、自分なりに考えを出してみましょう。

僕自身、非常に多くの生徒さんに「仕事」としての占いをご指導差し上げてまいりましたが、どうにもご自身の役割についてうまくイメージ出来ていない占い師さんが多いのが、悲しいかな業界の現実のようです。

例えば本や、占い学校・養成所などでは、どうしても指導の内容は「占いの方法」やスキルの向上に重きをおいて作られていますし、占い会社の指導やサポートというのは、あくまでも占い師外の人間からの指導となりますから、どうにも実状とのギャップがある場合が多い印象です。精神的なサポートやご指導のほうが多い場合もありますし、なかなか核心に迫るような指導を受けることができない(受けたい!)、という経験をされた方も多いことでしょう。

占い師の役割とは?

さて、気になる答えなのですが、
占い師の仕事というのは、ズバリ「コンサルタント業」です。

よく皆さんが誤解しているポイントなのですが、占い師において“霊感もタロットも、手段の一つ”であり、それ自体が仕事ではありません。ですから、「高次の存在とつながること」や「カードを正確に読み解くこと」が占い師の役割だと思っている方は、もっと本質に目を向ける必要があります。

私は、占い師の役割を、

“相談内容を分析して近い未来訪れるであろう事柄や可能性を予見し、現時点での適切な行動を促し、物事を円滑に進められる手助けを行うこと”。
と定義付けています。

分析に使用するツールがタロットであったり霊的な感性であったりするだけで、仕事の内容はコンサルタントのそれとまったく同じです。

ですから、みなさんはお客さまのお悩みが「恋愛」であれば「恋愛コンサルタント」に、「仕事」であれば「職業生活コンサルタント」や「人間関係コンサルタント」に柔軟に姿を変えながら、ありとあらゆるご相談に、占いを用いてアドバイスや行動プランを提示していくことがお仕事となります。

難しい印象がありますが、親しい人の相談にのった経験は誰しもあるはずです。
その時のことを思い出してみると役割のイメージがし易いですし、何を答えていいか迷ったときのあなたの指標にもなります。

占いの結果、現状や未来を読み解くだけでなく、“どうすれば悩みが良い方向へ行くのか?”“どのような行動が必要となるのか?”まで相談者に提言できると、頼られる占い師として活躍できるようになっていきます。

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