お答え!
いわゆる悪い結果が出た時というのは、それこそ占い師の技量が試されます。
電話でご活躍されているということですから、お声だけで辛い結果を伝えるのは大変ですよね。
しかし、ひとつ勘違いをなさっていますので、一度認識を改めましょう。
占いに「悪い結果」というのはありません。
もし、そのような結果が導かれたとすれば、それは「今のままでいれば起こるであろう未来」だからです。
今の時点から取り組むことができれば、その「悪い」を変えていくことができると思いませんか?
そういう意味で、「悪い結果」とは課題の見える、「前向きな結果」であるといえます。
例えばお医者さんが診察をして、患者さんに何かご病気だという診察結果が出たとします。
お医者さんは「お気の毒に・・・」といって何もしませんか?
そんな事は無いはずです。効果の見込める治療方法やさらに専門のお医者さんに意見を聞いたりと、最善を尽くしてくれるでしょう。
占い師の役割は「望む未来へ導くこと」です。
片思いの人に相性が悪いです・・・と告げるのは間違ってはいませんが、そこで止めてしまえば、お医者さんが患者さんに「お気の毒に」というのと変わりません。
むしろ私達の仕事はそこからがスタートです。
その二人の不一致をどのように埋めていけるのかであったり、片思いが成功するようにプランを立てたりという風に、助言に力を入れてみましょう(これは、よほど致命的な事柄が起きていたり、タレントとの恋愛などは除きます)。
もちろんチャレンジするかしないかは相談者次第です。
しかし、お金を使って相談までするほど恋焦がれていたり、その悩みが大きい訳ですから、相談者が前進できる目印を作ってあげるのが良いと思います。
対策は?
どんなに手をつくしても無理な場合も確かにありますが、多くのケースでは好転させられる可能性がどこかにあるはずです。
その可能性を広げていけるようなアドバイスに、力を入れて鑑定をしてみましょう。
占いは、実際は現実と関係がありません。しかしそれを現実とリンクしているように考えて生活に活かす術です(共時性といったりします)。
悪い結果が出たからと言って現実に悲観するのではなく、その結果を活かし、相談者と二人で視えた未来を変えていけるよう取り組んでいければ、一層相談者と占い師の信頼も深まることでしょう。
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私は霊感タロットを使って電話占い師として仕事をしています。
でも、毎日鑑定をこなしていく中で、ずっと悩んでいた事があります。
それは、「悪い結果」が出た時にどうやってお客さんに伝えればいいのか。です。
カップルに相性が悪いとか、片思いでやめたほうがいいとかが出た時にどうやって伝えれば良いのでしょうか?良い伝える方法や言い回しがあれば教えてください!