こんにちは。コンサルタントの山羊沢です。
みなさん、いまから数十年前初めて入社試験を受ける時、とても緊張したのを覚えていると思います。
入りたい会社のことを自分なりに調べて学校で面接の特訓をしたり、一生懸命取り組んだ事は誰しも記憶に残っていることと思います。
その人の出で立ちは、社会では会社の顔となる場面も大いにありますから、面接というのは非常に大切なプロセスなのです。
電話占い会社の面接
現在、占い業界において電話占いのマーケットは非常に注目を集めています。
ネットワークが社会において非常に重要なインフラとなりつつある現代では、「家にいながら社会とリンクする」という考え方が強まってきているからです。
多種多様な会社が参画している業界においてなお、有名サイトを運営する会社は面接に大変注力します。
私も大手占い会社で新人占い師の研修に携わっておりましたので、面接に立ち会う機会は非常に多くありました。
なぜ、それほど面接に力を入れるのでしょうか?
そこには、電話占い会社の品質管理の意識が強く反映されています。
種類と面接のポイント
主に、電話占い師に行われる面接は2種類です。
応募初期に行う「電話面接」と、実際に来社の日程を組んで行う「来社面接」です。
電話面接は、基本的にオーディションに応募した占い師であればほとんどの方に実施されるものだと思います。
今までのキャリアであったり、実績や収入、サイトで待機できる時間など、書類選考の内容の確認と補足的なことを行います。
一見簡単そうに見えて、実はその次のステップにすすめる占い師は多くありません。
会社によってはあわせて実技試験などを行う会社もありますが、実は技術の良し悪しよりも非常に重要なポイントをチェックしています。
それは、「意思疎通の円滑さ」と「電話口での話し方」です。
はっきり言って、占いの技術は採用後に集中して研修を行えば、いくらでも向上させることができます。
それに対して、電話口の相手、つまりお客さまの心情を読み取ったり、不快感を与えない話し方というのは一朝一夕で身につくものではありません。
電話占いという仕事をする上で、このポイントは大変重要です。
占いを始めたばかりでリーディングもまだ修行中・・・のような人が、素晴らしく愛想のある電話応対のスキルを持っていたために、年収1000万を超えるプレーヤーになる、という事は電話占いの業界においてめずらしくありません。
ですから、今からオーディションを控えている方は、それまでの間に占いの技術をせっせと磨くことよりも、電話口でのトークスキルについて勉強を重ねたほうが、望む結果になる可能性を高められるでしょう。
また、なかなか電話面接まで行き着かない方は、応募の際の内容を見返してみましょう。
特にネット応募は、「連絡先の抜け」と、「意味不明な自己紹介」ではじかれるパターンが大変多いです。
自己紹介は、簡単に読みやすく略歴と鑑定スキルについて記載すれば良いでしょう。
履歴書や経歴書など応募書類が必要な場合は、“写真の印象と字の綺麗さ”は特に占い会社が見るポイントですので注意しましょうね。
後編へつづく
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